岸田首相、中国名指しで批判 東アジアサミット  本気なら外相代えるよね 2022.11.14

*********************************************************************************************

www.sankei.com

2022/11/13 

プノンペン=田中一世】岸田文雄首相は13日(日本時間同)、カンボジアの首都プノンペンで開かれた東アジアサミット(EAS)で「東シナ海では中国による日本の主権を侵害する活動が継続、強化されている」と訴え、中国を名指しする形で覇権主義的な行動を批判した。尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海で中国公船の侵入が相次いていることを踏まえ、非難したとみられる。

また、中国軍が8月に台湾周辺で行った軍事演習で、日本の排他的経済水域EEZ)に弾道ミサイル5発を着弾させたことに言及し、「台湾海峡の平和と安定も地域の安全保障に直結する重要な問題だ」と主張した。

中国が東南アジア諸国連合ASEAN)加盟国のフィリピンやベトナムなどと領有権問題を起こしている南シナ海についても「軍事化や威圧的な活動など地域の緊張を高める行為が依然続いている」と指摘した。中国による新疆ウイグル自治区での人権侵害や香港情勢に対する「深刻な懸念」を表明した。

ロシアによるウクライナ侵略や核兵器による威嚇を非難した。「77年間の核兵器不使用の歴史がある中、仮に今回使用されることがあれば人類に対する敵対行為だ」と語り、国際社会全体で明確なメッセージを発するよう訴えた。

東アジアサミットにはASEAN10カ国に加え、米国、中国、ロシア、韓国などの首脳らが出席した。

 

*********************************************************************************************