米軍 陸自の与那国駐屯地で初訓練へ 日米両政府が合意 台湾有事への備えです 2022.10.27

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10月26日

来月、予定されている日米共同統合演習をめぐり、日米両政府はアメリカ軍が与那国島にある陸上自衛隊の駐屯地を使用することで合意しました。
アメリカ軍が訓練で与那国駐屯地を使うのは初めてで、日米が中国を念頭に先島諸島での協力関係をいっそう強める狙いがあるとみられます。

防衛省の資料によりますと、来月予定されている日米共同統合演習「キーン・ソード」で、アメリカ軍が陸上自衛隊の与那国駐屯地の土地や建物を使用することについて、日米合同委員会の承認を得たということです。

与那国町によりますと、防衛省からアメリカ軍の滞在期間は来月10日から19日で、演習はすべて駐屯地内で行われると説明を受けたということです。

訓練の詳しい内容や規模は不明だとしています。

与那国駐屯地が平成28年に開設されて以降、アメリカ軍が訓練で使うのは初めてだということです。

統合幕僚監部の発表によりますと、日米共同統合演習はおおむね毎年各地の自衛隊施設やアメリカ軍施設などで実施され、ことしは武力攻撃に至らないいわゆるグレーゾーン事態から武力攻撃事態などに至るまでの対応を確認するとしています。

与那国島自衛隊施設をアメリカ軍が使用する背景には、日米が中国を念頭に先島諸島での協力関係をいっそう強める狙いがあるとみられます。

 

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