2018年6月4日
私の東京の実家に、警視庁の捜査員が来た。残された封書には「殺人放火事件の関係で」の文字。帰宅した母が恐る恐る電話すると、22年前の未解決事件の捜査だった。被害女性が私と同じ大学で、当時の在学生を片っ端から訪ねているという
▼どう調べたのか、捜査員は「息子さんは沖縄ですよね。遠いのでお母さんのDNA型を採取させてください」と持ち掛けた。母が断ると、「息子さんが(リストから)消せない」と揺さぶった
▼警察は容疑者などのDNA型をデータベースに蓄積し、捜査に使っている。私が採取に応じたら登録するのか。電話で直接尋ねると、捜査員は「しない」と即答した。では書面で明示を、と求めると「できない」という
▼「私が捜査員だったら登録する」と話すのは北海道警の元幹部で「警察捜査の正体」などの著書がある原田宏二さん。母への採取依頼には「恐ろしい話。どこかで歯止めが必要だ」と驚いた
▼写真や指紋の採取には法の定めがある。DNA型は新しい手法で、「究極の個人情報」なのにそれがない。外部から運用を点検するすべもない
▼捜査員によると「断るのは百人に一人」だという。自らが無関係と証明し、捜査の進展に協力したいということだろう。私も気持ちは変わらない。ただ、何でも無条件に差し出すことに抵抗がある。
(阿部岳)
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私の経験ですが、職場で窃盗事件が起き、警察から40人くらいが指紋採取の協力を求められたのですが、拒否した二人のうちの一人が犯人でした。
— 牡蠣小屋 (@8xn7GXCRsTopc1N) 2022年10月20日
個人的見解ですが、拒否してしまうとより疑惑を持たれるので、さっさと協力して潔白を証明した方が合理的だと思います。
— 牡蠣小屋 (@8xn7GXCRsTopc1N) 2022年10月20日
ゆさぶった…って警察としては事実を告げただけだと思うけど💧
— raidaiは〜ん! (@7ZSqZDdY0RD6NM1) 2022年10月20日
DNAで違うとなれば直ぐに操作戦勝から聞けるけど、提出拒否ならそのままになるから消さない
ただそれだけ
さっさと提供して身の潔白を晴らした方が楽じゃね?
ん?
— バタコ (@ik860206) 2022年10月20日
これは身の潔白を証明する為に無条件に差し出しとかないとマズいのでは?
なんか重罪犯してたんか?
— タロウ🗣言論の自由 (@H1v2xTCaUjCFULR) 2022年10月20日
しかも素直に応じないってことは身に覚えがあるのか?
(この事件には自分が関連なくても)
— Sugiyama Jun (@genki2010) 2022年10月20日
DNA型が警察の記録に残ると、今後の「活動」に支障が出るかもしれない…って、昭和の活動家みたいな考え方に思えるのですが…
私が昭和の人間だから、ついそう思ってしまうだけですよね
(無条件で無く、使用後の「データ廃棄」を条件にしたかったんでしょう?)