中国政府のエリザベス女王弔問、英議会が拒否へ 2022.9.17

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newseveryday.jp

2022.9.16

【ロンドン=尾関航也】

英主要メディアは16日、英議会が中国政府代表団によるエリザベス英女王の弔問を拒否する意向だと一斉に報じた。両国の関係が一層険悪になる可能性がある。
報道によると英政府は、中国の 習近平 国家主席国葬の招待状を送り、代理として 王岐山 国家副主席の参列が見込まれており、政府と議会の立場の違いが浮き彫りになっている。

英紙ガーディアンによると、英下院議長が、19日の女王国葬のため来訪する中国代表団について、女王のひつぎが公開安置されている建物への立ち入りを認めない方針を決めた。

英議会は中国新疆ウイグル自治区の人権弾圧を巡り、駐英中国大使に議会立ち入り禁止の制裁を科しており、ひつぎが置かれたウェストミンスター・ホールは英議会の管理下にある。

国葬自体は教会管理下のウェストミンスター寺院で行われるため、中国政府代表団の参列に問題はないとみられる。

中国外務省の 毛寧 副報道局長は16日の定例記者会見で「英国には招待国として外交上の礼節ともてなしの道があるべきだ」と述べ、英議会による弔問拒否の動きをけん制した。

読売新聞オンライン
2022/09/16 21:26

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