外国に渡す時の金は日本の経済で使う財布と違う財布から出してるから、外国に支出しなくても日本の国内に金が流れるわけやないで。
— ねむみがやばい (@d_aksk) 2022年4月22日
税金じゃなくて為替と保有外債の金利で増えてく金だからな。
えー、こう言った対外投資に使われるお金は、財務省や日銀が持つドル建て資産である外貨準備金が使われます。税金からなる国庫とは違うので、先程は別の財布と表現しました。
— ねむみがやばい (@d_aksk) 2022年4月22日
カネをカネのまま持っていても為替の変動で価値がドーンと下がる可能性があるため、普段は米国債という形で持っています。
あなたのおっしゃるように「その資産を国内に運用しなさいよ!」と思う方は少なくないかも知れません。しかしこれには高いハードルがございます。
— ねむみがやばい (@d_aksk) 2022年4月22日
米国債を日本国内で流通する円に変えるには二つのステップがあり、1.米国債を売ってドルにする。2.ドルを円に両替する。という手順が必要になります。
それをしようとするとどうなるか。
— ねむみがやばい (@d_aksk) 2022年4月22日
日本の国家財政レベルの米国債を一気に売るとなると、米国債の信用は急落、一緒にドルの信用も急落、即ちドルの価値が大暴落します。
まずここで世界経済に深刻なダメージが入りますし、そんなことした日本が各国からどんな制裁を受けるか分かったものではありません
次にドルの価値が下がる時は円の価値が高騰します。
— ねむみがやばい (@d_aksk) 2022年4月22日
しかし米国債の売却によって得るのはドル。安くなるもので高くなるものと交換しようとすればこっぴどく損をします。
そしてエゲつねえ円高の時に日本のものを海外に売ろうとしても高すぎて海外の人は買えません、つまり輸出するものが売れません。
以上で説明したハードルにぶち当たってまで外貨準備金を国内利用するメリットは皆無と言っていいので、別の財布は別の財布のままで使うしかないんですねー。
— ねむみがやばい (@d_aksk) 2022年4月22日
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