原発再稼働に「反対」がついに過半数割れ えっ? 反対がまだそんなにいるの? 2022.3.18

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withnews.jp

2022/03/15

「今停止している原子力発電所の運転を再開することに、賛成ですか。反対ですか」。東京電力福島第一原発事故から11年になるのを前に、朝日新聞社は2月19、20日、全国世論調査原発再稼働への賛否を質問しました。賛成は38%(21年2月調査は32%)、反対は47%(同53%)でした。16年7月から調査方法を変更しており、単純には比べられませんが、同じ質問をしてきた13年6月の調査以降、初めて反対が半数を割り込みました。最近の5回の調査を中心に、どのような変化があったのか詳しく見てみました。(朝日新聞記者・四登敬)

 

再稼働に反対と答えた人の割合が最も多かったのは18年2月の調査で、61%です。

この調査から今回までの全体結果をみると、反対は18年が61%で、19年、20年は共に56%、21年は53%でした。徐々に反対の割合は減っています。ちなみに17年以前の調査では、反対が53~59%の間を行ったり来たりしていました。

次に、賛成です。18年は27%で、19年は32%となりますが、翌20年は29%に下がり、21年は32%に戻っていました。17年以前の調査では、賛成が25%まで落ちることもありましたが、基本的に3割前後でした。

このように、全体としては反対が賛成を上回るものの、18年以降は賛否の差が縮まる傾向にあります。

( 以下略 )

 

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