岸田総理 韓国次期大統領と電話会談 別に話すことなんてないですが? 2022.3.12

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news.yahoo.co.jp

 

韓国次期大統領選挙に当選した野党第一党“国民の力”のユン・ソギョル(尹錫悦)氏と岸田文雄首相はきょう(11日)電話会談を行ない「近いうちに首脳間の会談が実現されるよう努力していく」ことで意見が一致した。

ユン氏はこの日の午前10時30分から15分間、岸田首相と電話会談を行ない、日韓両国における未来世代の青年たちの相互文化理解と交流増進の必要性を言及し先のように語ったと、ユン氏の代弁人が伝えた。

今回の電話会談はユン氏にとって、ジョー・バイデン米大統領につづいて2番目の外国首脳との通話である。バイデン大統領との通話は、ユン氏の自宅で携帯電話によって行われたが、今回は “国民の力”中央党舎の当選者室で有線電話により行われた。

ユン氏は「特にきょうは3・11東日本大震災から11年目の日であるので、日本の東北地方の犠牲者と家族の方々、被害を受けた全ての方々に深くお見舞い申し上げる」と伝えた。


つづけて「韓国と日本の両国は、北東アジアの安保と経済繁栄など今後力を合わせていくべき未来的課題が多いだけに、両国の友好協力増進のため共に協力していこう」と語った。

また「両国の懸案を合理的にかつ相互共同利益に合致するよう、解決していくことが重要だ」と強調し「就任後、日米韓の3か国が朝鮮半島事案に関する協力を一層強化していくことを期待する」と伝えた。

ユン氏側よりも1時間30分早く発表された日本外務省の報道資料によると、岸田首相はユン氏との通話で「ユン当選者が大統領選で勝利したことを、あらためてお祝い申し上げる」と伝えた。

岸田首相は「日本と韓国は互いに重要な隣国であり、国際社会が大きな変化に直面した中、健全な日韓関係は規則に基づいた国際秩序を実現し、地域と世界の平和と安定・繁栄を保障することにおいても健全な日韓関係が必須だ」とし「日米韓3か国の協力が重要だ」と語った。

岸田首相は「1965年の国境正常化以降、積み重ねてきた友好協力関係を基に、日韓関係を発展させる必要がある」と言及し、ユン氏のリーダーシップと日韓関係への期待感を示した。

日本外務省は「両国は、最近の北朝鮮によるICBM弾道ミサイルの発射・拉致問題など核・ミサイル問題において、緊密に調整していくことで認識を共有した」と伝えた。

 

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