高梨沙羅選手「検査方法がいつもと違うので測り直してほしいと伝えたが、認められなかった」 2022.2.11

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mainichi.jp

2022/2/10 

北京オリンピック日本代表選手団の斉藤智治スキー監督は10日、ノルディックスキー・ジャンプ混合団体で高梨沙羅クラレ)がスーツ規定違反で失格したことを巡り、検査のあり方についての文書を国際スキー連盟(FIS)に提出する考えを明らかにした。河北省張家口の国家ジャンプセンターで取材に応じた。

 結果は覆らないとして、抗議ではなく意見書または提案などの形を検討しており、北京五輪終了後に全日本スキー連盟として提出する考え。

斉藤監督によると、高梨は「(計測の)やり方がいつもと違うので測り直してほしいと伝えたが、認められなかった」と日本チームのスタッフに伝えたという。普段はスパッツをはいたまま太もも回りを測定するが、スパッツなしで計測したといい、腰回りの測定も普段は両腕を「ハの字」のように体から約30センチ離すが、バンザイの状態にして計測したという。

 FIS側は「いつもと同じ」と説明したというが、斉藤監督は「私は沙羅の言葉を信じる」と述べた。

 日本の女子チームは9日に北京を離れ、高梨は欧州で練習拠点としているスロベニアに向かった。高梨は選手村を出発する際、バスの窓から日本チームのスタッフに手を振っていたという。斉藤監督は「連盟としても(高梨の)ケアをするのが大事」との認識を示した。

【張家口(中国)江連能弘】

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nordot.app

2022/2/10

【張家口共同】

北京冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となった女子の高梨沙羅クラレ)が「検査方法がいつもと違った」と全日本スキー連盟の聞き取りに回答していることが10日、分かった。

 

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