熊本県知事「畜養した期間により原産地を国内と表示するという現在の運用を厳しくして」 そのとおりです 2022.2.9

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2022.2.8

熊本県産として販売されているアサリの多くに外国産の疑いが出ている問題で、熊本県の蒲島知事は農林水産省に続いて消費者庁も訪問し、アサリの原産地表示の運用の見直しなどを求める要望書を若宮消費者担当大臣に手渡しました。

農林水産省が全国のスーパーなどで熊本県産として販売されたアサリについて調査した結果、およそ97%で「外国産が混入している可能性が高い」と判定されました。

これを受けて蒲島知事は8日、農林水産省に続いて消費者庁を訪れ、若宮消費者担当大臣に「アサリの産地偽装対策に関する緊急要望」を手渡しました。

そのうえで、海外から輸入したアサリであっても国内で畜養した期間が海外よりも長ければ、原産地を国内と表示するという現在の運用を見直すことなどを要望しました。

若宮大臣は「産地を偽ったものが出回っていると考えられることは消費者の信頼を損ねる深刻な問題と受け止めている。アサリを日本の食卓で維持、継続するにはどうあるべきか考えたい」と述べました。

蒲島知事は「産地を偽ることは犯罪だと思っている。偽装を根絶するために強い態度で臨むので、協力をお願いしたい」と話していました。

 

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