山形県議不正 議員は刑事告発せず なぜ?  市民オンブズマンが刑事告発  2021.12.19 

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news.yahoo.co.jp

2021.12.17

元・山形県議による政務活動費の不正受給問題で、市民オンブズマン県会議が、知事と議長に告訴・告発を求めた申し入れの回答期限が17日だった。回答はいずれも「回答できない」、「告発しない」というもので、オンブズマンは来年1月にも自ら刑事告発する方針。

市民オンブズマン山形県会議は、17日山形県庁を訪れ、12月8日に吉村知事と県議会の坂本議長に対して行った、野川元県議を刑事告訴・告発するよう求めた申し入れへの回答を求めた。

しかし、山形県の回答は、「議会側の調査がまだ途中のため回答できない」というものだった。

山形県総務部・地主徹次長)
「まだ(調査)途中ですのでこのような回答になりますが、どうかご理解いただきたい」
(市民オンブズマン山形県会議・長岡昇氏)
「いつなら途中じゃなくなる?どういう状態なら途中じゃないと考えるんですか県は?」
(地主次長)
「そこは今後の進展を見なければ答えることはできない」

議長側の回答も、「議会に告発権は付与されていないため告発できない」というこれまでの主張を繰り返すものだった。

県と議長からの「ゼロ回答」に、オンブズマンはー。

(市民オンブズマン山形県会議・桜井啓志共同代表)
「このままでは誰も納得できない。正義はいずこにありや。誰が正義を守るのかとなった時に私たちとしてはこのまま見過ごすことはできない。告発の方向で検討を進める」

市民オンブズマン山形県会議では、2022年1月13日の会合で告発するかを正式に決めた上で、野川元県議を詐欺罪で刑事告発する方針。

さくらんぼテレビ

 

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