中国軍艦、鹿児島沖で領海侵入 日本は外交ルートで「懸念」 いつもと変わらず 2021.11.20

**********************************************************************************************

www.yomiuri.co.jp

2021/11/20 読売新聞

防衛省は19日、中国海軍の艦艇1隻が鹿児島県沖の領海を航行したとみられると発表した。中国軍艦による日本領海への侵入は、2017年7月以来4回目。外務省は外交ルートで中国側に「懸念」を伝えた。

 防衛省によると、17日午後8時40分頃、海上自衛隊のP1哨戒機が、屋久島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)を西に進む中国海軍のシュパン級測量艦1隻を確認した。同艦は18日午前1時20分頃には、口永良部島の西方の海域を西に向かって進んでおり、同省は「一時的に領海内を航行したと判断した」としている。

 国連海洋法条約は、敵対的行動を取らない限り、軍艦であっても他国の領海内を航行することを認めているが、測量活動などは「無害通航」とみなされない。防衛省は「今回の航行が無害通航にあたるか分析を進める」としている。

 中国軍艦は17年7月、津軽海峡の領海部分を情報収集艦が航行したほか、16年6月には情報収集艦が口永良部島周辺の領海に侵入。04年11月にも、原子力潜水艦沖縄県沖で日本の領海に侵入した。

 

f:id:superred:20211120132649p:plain

**********************************************************************************************