旭川殺人事件 まだ進展せず でも、風化は許しません 2021.11.6

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news.yahoo.co.jp

 

今年3月に、旭川市の公園で、当時中学2年の女子生徒が遺体で見つかった問題をめぐり、北海道の鈴木直道知事は、5日、「いじめとして認知して対応していくことが必要だ」との考えを示しました。

 北海道教育委員会が遺族側に開示した文書などによりますと、亡くなった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんは、おととし6月、市内の公園で、ほかの生徒とトラブルになり、川に入る自殺未遂を起こした際、川の中から学校に電話をかけ、何度も「死にたい」と訴えていました。

 この件について、当時、道教委は「客観的に見て、いじめが疑われる状況」と判断、対応するよう指導していたのに対し、旭川市教育委員会は、当時、本人からいじめ被害の申告がないことなどを理由に、「いじめとの判断には至らない」としていました。
 鈴木知事は5日の会見で、女子生徒の問題について「一貫して道教委から、学校はいじめとして認知して、方針を保護者の方と共有して対応する必要があると指導してきている」と説明したうえで、「いじめとして認知して、対応していくことが必要だと認識している」知事自身の考えを明言しました。

この問題については、旭川市教委の第三者委員会が、今年5月から調査を進めていますが、まだ、いじめの有無についての報告は出されていません。
 そうした中、旭川市今津寛介(いまづ・ひろすけ)市長は、第三者委員会が結論を出す前に、先月28日の市議会で「いじめがあった」との認識を示し、「政治介入だ」として野党の反発を受けています。

北海道放送(株)

 

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